神のみぞ知るセカイ 感想まとめ

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※4/24完全版更新

2011年6月30日木曜日

神のみぞ知るセカイ FLAG148感想

図書館での「カンヅメ」スタート!!

はい、第148話 「かくも長き籠城」 感想です。

続きからどうぞ~




図書館での見張り付きの創作活動が始まりました。

まず、桂馬がハクアに「カンヅメ」をすることにした理由を説明。

かなり考えた後だろうし、大傑作を考えつかないことには書ける気がしないだろう。
                    ↓
すると、意図的にタイムアップして創作活動から「逃げ」るかもしれない・・・
                    ↓
それをまずは防がなければならない。そして、
                    ↓ 
なんとしてでも傑作を書いてもらう
桂馬)それ以外のシナリオはボクの想定にない!!



おお!一見無責任のように見えるけど、桂馬の中でもう成功の「シナリオ」は出来ているのか・・・


そのハクアは、「地区長の報告会」とやらがあるそうで少し出かけるようです。
その出かけ際に、
「疲れ気味だから、無理しないでね。」

と声をかけて行くハクア。ハクアがいなくなったら、その分までもっと無理しそうですもんね。桂馬。



桂馬は再び図書館に戻り、栞の監督を開始。


そんななか、栞の頭の中に聞こえてきたのは「カシラギ」の声


カシラギ)栞は変わったよ
      君は本を読んでいるだけで満足だったんじゃないの
      かい?
      小説を書いて・・・
      誰に読んでもらいたかったんだい?




栞)・・・・・・
  誰かのためなんかじゃない・・・
  私はただ・・・・・・
  ただ・・・
  心にモヤモヤが広がってくるの・・・
  あれ以来・・・胸がずっとドキドキして・・・
  何かしなくちゃ・・・
  心が・・・身体が・・・爆発しそうだった・・・
  何かせずには、いられなかったのよ!!



「モヤモヤ」とは、自分は籠城した日以来変わったのだが、そのきっかけは何なのか、ということでした。
そのモヤモヤを「何かせずにはいられなかった」時に心の中の「モヤモヤ」の代替物として産み出したのが「カシラギ」。しかし「カシラギ」はあくまでも幻影に過ぎず、その正体は栞自身であるように感じました。つまりカシラギ」の問いは自分自身への問いかけであり、このシーンは栞の心の中の葛藤そのものであると思います。
そして、このモヤモヤを越えなければ書けないわけですが・・・まだ何かが足りない。


そこで、桂馬がそれを後押し。


桂馬)お前なら書けるよ。
    誰よりも面白い話。
    栞のことを書けばいいんだよ。
    図書館のなかでずっと住んでいる。
    本を愛する娘の話・・・
    でも、人づきあいは不器用で・・・
    図書館に立てこもってしまう・・・
   そんな娘の話が読みたいんだ・・・






籠城した日にいた「誰か」がやはり桂馬だったということを知り、モヤモヤの正体がわかりました。つまり、真の意味で桂馬に再会することができた、ということです。これで今度こそ書ける、いや書かなきゃいけない。 


ちなみに、さりげなく桂馬のこの言葉は、「栞があの日のことを覚えているか」すなわち「栞に女神はいるのか」ということを探ることもできる、というまさに秀逸な言葉なんですね。

FLAG146の「エンディングが見えたぞ!」という時点でここまでの流れをすでに読んでいたんでしょうか?さすがすぎますww


何はともあれ・・・


頑張れ栞!!




今回は栞の攻略後の思いがいっぱい詰まった回でした。きっと、栞は書きあげてくれるでしょう!


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2 件のコメント :

リム さんのコメント...

桂馬さすが〜(^w^/)
最高だな!!

白抹茶 さんのコメント...

必要最低限のことしか言わず、しかもしっかり後押しする・・・さすがと言わざるを得ませんね!

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