神のみぞ知るセカイ FLAG238感想

「神のみ」の根幹を揺るがす回・・・
前回、最後のシーンにて天理にキスするシーンを見られるのですが・・・
今回はその場面に至るまでの経緯です。

はい、神のみぞ知るセカイ第238話　「Smiles and Villans」感想です。
続きからどうぞ～

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まずは、演劇で用いるロミオとジュリエットのシナリオに「キスシーン」が含まれていた、ということで香織に抗議にしに行く桂馬。
なんと、この台本の中にキスシーンが23回もあったそうですｗｗ
多すぎでしょｗｗ

相変わらず、押しに弱い桂馬・・・香織に「キスの仕方」を教えられ思わず飛びのいてしまいます。
にしても・・・なぜここまで香織は桂馬に執着し、桂馬に興味を持っているのでしょうか？

香織）ねえ桂馬くん、どーして私が桂馬くんに興味あるか分かる？
　　　　私と桂馬くんが同じ人間だからよ。
　　　　あなたの本当の目的は何？何か企んでいるんでしょ？
　　　　かわいい天理ちゃんを利用して。
桂馬）お前と、一緒にするなよ。

前のFLAG237感想でも書きましたが、女の子を「利用している」という点では結局香織も桂馬も同じなんですよね。
しかしその動機に差異がある、と。
支配することが目的の香織に対して、救うことが目的の桂馬。
まるっきり違うのですが・・・
女神編の時にも何度も心を痛めていたように、桂馬はそれを気にしてしまうんです。
ここでも、香織に対し強い口調で言い返してはいますが・・・

この後、先ほどとは逆に自ら香織にキスをする桂馬。
一瞬カッと目を見開く香織ですが・・・
キスしている所を天理に見られてしまう・・・
ここでも、香織は仲を引き裂くために卑劣な策を使います。

香織）ちょっとジャマしないでよ、
　　　　今私桂馬くんと良いところなのに！あ、そうだ。
　　　　桂馬くんが天理ちゃんのこと好きだって言ったよね。
　　　　あれウソよ。
　　　　あんたなんか好きになる人、いる訳ないでしょ！
　　　何一人前にときめいてんのよ。
　　　このブス！

おいちょっと屋上来いよおら

ずいぶんと言ってくれるじゃねーかよおい！！
何て事を・・・香織さすがに性格悪すぎでしょう・・・
最後の天理の無表情が辛すぎます。
心のスキマを作るためならここまでしますか・・・香織・・・
小1にこんなこと言うとは。

今までここまで悪意の塊のキャラは神のみに出てきていませんでしたが・・・
これはやり過ぎですね。さすがにヒロインをブス呼ばわりはちょっといろいろとあり得ない。

その場を走り去る天理。
ようやく香織の蒔いた「種」の存在に気づいた桂馬ですが・・・
もうしっかり根付き、芽が出てしまっていました。

ついに玉が光りだしました。
これは誤ったルートに入りかけているという証拠。
急いで天理を見つけ出そうとする桂馬。

あっさり見つけたｗｗｗ

思わず笑ってしまいましたが、
箱に入るということは落ち込んでいるのは間違いないでしょうね。
というか小1であんなこと言われたらトラウマになってもおかしくないレベルでしょう。

そして心に重くのしかかる香織の言葉・・・

その後、桂馬はさらなる事実に気づかされます。
「香織がトイレで何か言ったからフラグがたった」のではなく、「そのずっと前から天理は桂馬を好きだった」ということ。

まちがえた・・・
私、まちがえた・・・・・・
だって・・・
桂馬くんは誰も好きじゃないもん・・・

・・・
天理の言うとおりだ・・・

ボクは・・・誰のことも好きじゃない。

なのに・・・どうしてこんなこと・・・
続けなきゃいけないんだ！

もう・・・




攻略はやめだ・・・

世界を救うために、といって無関係な女の子を「利用」し、「巻き込み」、そして今回また大きく「傷つけて」しまった・・・
駆け魂攻略の時も、女神編の時も、いつも誰のことも好きではないのに誰に対しても好きと言って結果的にだまし、常に心が痛んでいた・・・
もう、こんな「攻略」なんてやめる、と。

桂馬は今までもこのことをずっと思い悩んでいましたよね。何度もそのような描写が見受けられました。
今回は神のみ史上最も、と言っていいほどいろいろな意味で根幹を揺るがす話でしたね。

さらに僕たちに衝撃を与えるのが・・・
合併号のため来週が休みという事実・・・！！！
えええこんな所で！？