白抹茶のセカイ: 神のみぞ知るセカイ　FLAG237感想

冴えわたる香織の「悪賢さ」・・・
香織と演劇対決することとなった桂馬。
そのタイトルは「ロミオとジュリエット」です。
香織の計略により、天理が少しずつ桂馬のことを意識し始めているのですが、果たしてどうなるのか・・・？

はい、第237話　「ロミオの曇り空」感想です。

続きからどうぞ～

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さてさて、エルシィが1ページ目にロミオとジュリエットについて簡単に説明してくれます。
「1ページで分かるロミオとジュリエット」と言ってますが・・・
下の方のコマの説明むっちゃ長えｗｗ

ちなみに、桂馬はロミオとジュリエットの話はあまり好きではないようです。
なぜなら・・・
「悲劇ということはようするにバッドエンド。
バッドエンドをありがたがっていたらゲーマーにはなれないぞ！」
とのこと。さすがすぎますｗｗｗ

女神編の頃「ベストなエンディングしか考えていない」と言っていたのが思い出されますね。

桂馬）攻略できなきゃ、バッドエンドだ。

この勝負、負けるわけにはいかない！！

負けたら、桂馬にとっても香織にとっても「バッドエンド」になりかねませんからね。
自分のはともかく、ヒロインをバッドエンドに導くことを断じて許さない桂馬ですから・・・
絶対負けるわけにはいきません。

今回の問題点としては、ずばり天理が深くかかわってしまうこと。今まで、天理は表面上での存在としてあまり深くは関わっていませんでしたが、
今回はむしろ主人公（の１人）として登場しますから。

そこで天理の意思が肝心になってくるのですが・・・
意外と天理は乗り気！

やはり香織によって植えつけられた感情が徐々に芽生え始めている模様・・・
天理がここまで乗り気、というのはどう考えても異常事態ですからね。今までならブンブンと首を横に振っていたでしょう。

練習が始まりました。体育館にて「平等に」練習するんだとか。
しかし、ここには多くの人がいるため、天理についてもいよいよごまかしがきかなくなってきます。

天理）（どうして・・・桂馬くんこんなに話してくるんだろう・・・
　　　　今まで話したことなかったのに・・・
　　　　もっと・・・お話したいな・・・）

一度意識し始めたら止まらない・・・

天理は純粋なので今までそういうの無関係でしたが・・・
逆に純粋だからこそ、一度意識してまうとどんどん意識していってしまう・・・

やはりここで香織が動き出す・・・！！

香織）（天理ちゃん・・・どんどん桂馬くんのこと気になっちゃってるよ！）
　　　　みんなーーちょっと来てーー
　　　みんなに、応援してほしい女の子がいるの！！

その気持ちをすかさず利用する香織・・・

利用できるものはなんでも利用する、まさに「悪賢さ」の象徴ですね。

確かに、駆け魂を追い出す時は桂馬自身も恋愛の気持ちを利用してます。
しかし、その動機に絶対的な差異があります。
香織はただ悪用するためだけに行ってますが、桂馬の方には「ヒロインを助ける」という目的があるんですよね。
ここまでむしろ純粋な「悪」は神のみ内でもそうそう出てきていませんよ。。。

その後どうやら、脚本の中に「キスをする」という展開があったようです。
確かロミジュリにそんな展開なかったような・・・（汗）
ホント、畳みかけるように仕掛けてきますね。

早速抗議しに行く桂馬ですが・・・１人になった天理の元に子供たちがよってきます。

子供）天理ちゃーん！！きいたよーー！！
　　　　天理ちゃん桂馬くんが好きなんだって？
　　　　私たちも応援するからねー。がんばってねー！

これ、子供たちは悪気があってやってるわけじゃないっていうのがまた・・・
むしろ凄くいい子たちなんでしょうね。
香織にくっついてるくらいですから、きっとみんな真面目な子なんでしょう。
しかし香織にとってはそんなものは見えておらず、「その子たちをどう利用するか」ってことしか考えていない・・・

ここの巧妙なところは人間の心理をうまくついている、というところです。
天理にあるのはひょっとすると勘違いかも知れないような、まだ芽生えたばかりの意識です。
しかし、それを「好き」という感情だと周りから断定することで完全な「事実」ということにしてしまう。
それによって自分はそう思ってるんだとしっかりと刷り込まれてしまうのです。

なんか、占いとかもおなじようなことやってるんですよね。
なぜ小6の頭脳でこんなことを思いつくんだ・・・

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その後、桂馬の帰りが遅いため、天理が桂馬を探しに行きます。

そこで天理が見た光景とは・・・

桂馬の攻略か？
香織と変装した子供による「演技」なのか？

次回に続く！！
もし、これが桂馬による攻略だとすれば、相当な失策ですよね・・・

ではではっ

女神篇第4話感想はこちら↓
http://keifcbkaminomi-w.blogspot.jp/2013/07/4_30.html