天理と二人でなら・・・
前回、このルートのセカイに絶望し、「やり直し」をはかろうとする桂馬に対し、手を必死に差し伸べる天理。
なんと崩壊する教室の中に飛び込んできます!果たしてどうなってしまうのか・・・?
はい、神のみぞ知るセカイ 第243話「Love's Not Time's Fool」感想です
続きからどうぞ~
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まず何と言っても今週は・・・
表紙&巻頭カラー!!!
気になる表紙ですが・・・
公式ガイドブックの表紙絵だったー!!
公式ガイドブックの表紙絵がやけに素晴らしい絵だったので気になっていたのですが、サンデーの表紙も兼ねていたというわけですね。
そしてカラーページは天理。
さて、まず最初に桂馬と天理の初邂逅時のシーンがありました。
天理はうつむきながらプチプチし、桂馬はうつむきながらゲームをしています。
・・・ってこれ10年後と全く同じ姿じゃないかww
初めて会った時から全然変わっていない二人でした。
話は戻って先週の続き。
桂馬)この教室はルートを離れようとしてんだよ!!
ボクは球に守られているからいいが・・・
お前は次のターンにはいけない!!
天理)え、え・・・?
前回、全くの謎だった教室の様子が明らかに。
教室のみが浮いてる状況だったんですね・・・
なるほど分からん
桂馬を助けようとあまり後先考ええず飛び込んだ天理。
桂馬は帰そうとしますが、当然、桂馬の話は小1には難しすぎます。
天理)なんだか変だから・・・心配だから・・・
桂馬くん・・・ゲームしてないから・・・
桂馬くんいつもゲームしてたのに・・・
朝からゲームしてないから・・・
天理だからこそ気づいた「違和感」。
10年後、天理が「私が好きなのはゲームをしてる桂馬くんだよ」と言っていましたが、
天理はこのころから桂馬のゲーム姿を眺めていたのでしょうか。
そんな細かいところにまで気を配り、心配してくれてる天理・・・
一方、もう一人のヒロインは・・・
香織)あの二人、もう来ないつもり?
もはや完全に天理のかませに・・・(´;ω;`)
うらら編に引き続き香織編になるとおもいきや、ここ最近の流れはまさに「天理編」
わずか1ページ、2コマしか登場しません(´;ω;`)
どうしてこうなった・・・
あ、そういえばこの香織さんが表紙の神のみぞ知るセカイ23巻、本日発売ですよ~
冒頭で言った公式ガイドブックも合わせて今日発売みたいです。
またこれについてもブログで書く予定ですが、、楽しみですね!
これ以上傷つけたくない、と完全にループする気でいた桂馬ですが・・・
「天理に心配されていた」ということにようやく気づきます。
そして、このまま行ってしまえばまた同じことを繰り返してしまうと、と分かってしまったのです。
桂馬)天理!!今から大事なことを言う。よく考えて答えるんだ!
ボクと一緒に帰ったら、お前には大変な仕事が待ってる!
死ぬほど長くて面倒な・・・
何が起こるかボクにもわからん!!
それでもいいのか?
ボクには他人の気持ちはわからない。
だから、お前の言うことは100%信じる。
よく考えて答えろ・・・!!
どんなことでも我慢できるのか!?
そして完全に崩壊する教室・・・
天理)・・・わかったよーーー!
私、がんばるから。
がんばるから・・・・・・
元気になってよ桂馬くん・・・!
ギャルゲーの落とし神として「ヒロインの心の中はなんでも分かる」みたいなことを言っていた桂馬。
しかし、
女神編を通じて初めて、攻略なしに自分を好きになった人物を知り・・・
歩美とちひろの間の全く予想できないような計り知れない友情を知り、
攻略なしに自分をこんなにも心配してくれる人がいることも知る・・・
そうして、現実の女子の心はゲームとは全く違うことに再び気付かされました。
「ボクには他人の気持ちはわからない」
前回、桂馬はこのルートの世界に対して、正面から向き合わず、誰も傷つけない世界を信じてこのセカイから「逃げ」ようとしてしまっていました。
今回の章で本当に攻略されたのは、もしかすると桂馬だったのかもしれません。
その後すかさず二人を羽衣で救い出すエルシィ!
いろいろありましたが、やはりベストパートナーですね!!
球の模様が消えていました。
つまり、もうやり直しはきかないと。
けど・・・もう今の桂馬には必要ありません
桂馬)お前の言葉、信じるよ。
ボクひとりの攻略は・・・・・・・・・
もう終わりだ。
体育館へ戻ろう。
ボクとお前で、始めるんだ!
一人ではダメだった。でも二人でなら・・・
次回に続くっ
5 件のコメント :
巻頭カラーで神回だったのでサンデー3冊買いました(*´∀`*)
天理は桂馬に助けられるヒロインではなく桂馬の斜め後ろで心配し支える正妻ポジが確立していますね
桂馬もう天理と結婚しちゃえよw
体育館に戻って、
まさかあの小学生にしては異常な劇をするのですかね...
白抹茶さんは既にご存じかもしれませんが
僕も最近教えてもらって感動したことで、
mangapandaというサイトでは
発売日前にマンガが(英語で)無料で読めるんですよー!
サンデーなら日・月あたりに
ジャンプなら水・木あたりといった具合です。
発売日前に読めてズル嬉しく
英語の勉強もできますっ‼(長所なのか短所なのか...)
今回のラストの桂馬の台詞
世界を救うために、悪魔に支配された女性と対決に臨む勇者の台詞と考えると、凄く王道かつ格好良い台詞なんだけど
この作品の場合
『君とは別の女性を口説くから手伝ってくれ』
なんだよなあ・・・
あくまでサポートはさせても攻略そのものは自分一人でする事に拘ってた桂馬が一緒に攻略しようと言い出すとは……
これ他のヒロインが割り込む余地が既に無いような
もう神のみは女神編突入の時点でギャルゲー的な女の子を攻略する物語から逸脱し始めてますよね。
攻略が今まで物語の目的であり主題だったのですが、裏に隠されてた設定がオープンにされたことで
攻略することが物語の主題から転落してしまっています。
それに駆け魂隊からの依頼と強制によって女の子を攻略するというのを今までやっていたのが、
もう桂馬の精神がそろそろ限界なのも明白になってきたわけで。
だって結ばれたらその瞬間に相手のヒロインは忘れちゃうんだもん。
つまり心が通じ合った、恋人同士になった瞬間にそれが崩壊するという・・・これって振られるのとどう違うのか。
攻略が無駄うちになったちひろという存在によって、自分がやってることがヒドイことだって見せ付けられてしまったから、桂馬はもう現在に戻っても今までみたいな攻略なんてできないんじゃないだろうか。
エルシィはずっと桂馬の近くにいるけど、彼女が本来負うべきだった負担を全て桂馬が負っているわけで・・・
その意味で、彼女は桂馬に守られてる妹であって、桂馬を支えるパートナーではないですよね。
同時にハクアはエルシィと同じく、使命を強要する側でありこれも本当の意味ではパートナーになれない。
というか彼女は決められた枠の中で全力を尽くすタイプだから、むしろ桂馬に命令されたい人だと思う。
明快な意思と方針を立てて、命令をくれる桂馬はハクアにとっていてくれないと自分の価値を肯定し採点してくれる人がいなくなってしまうので、絶対に必要な存在。
でも桂馬にとってハクアって便利な駒であっても、「頼りになるエルシィ」以上の存在ではないと思う。
天理がここで面白い位置に来たなあ、と思います。
つまりは桂馬に命令されて10年間ずっと約束を守ってきたわけでしょう。
そして事情を色々知りつつ、辛い立場に身をおいて桂馬の指示に従ってきたわけで・・・
ようやく、桂馬を支えられる人が現れた。桂馬にとって必要になり得る存在が出てきた。
過去編が終わって、10年待ち続けた天理を前に桂馬はどうなっていくんでしょうかね。
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