心が折れた・・・
前回、桂馬が「攻略はもうやめる」と宣言するという衝撃的な終わり方をした神のみぞ知るセカイ。
お盆休みにより一週空いた今週は果たしてどうなるのでしょうか!?
はい、神のみぞ知るセカイ第239話「NOT TO BE」感想です
続きからどうぞ~
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まずは前回のおさらいから。
香織に酷いことを言われ傷心の天理ですが・・・このことから桂馬の本質が分かってしまうんです。
これが、この子が普通の人と違う所ですね。
普通の小1なら、ショックでそれどころじゃないはずなのに「桂馬が本当は誰も好きじゃない」と理解するところは正直ものすごい洞察力ですよ。
天理の言葉を受け桂馬は、誰のことも好きじゃないのにどうして自分が、様々なリスクの伴う攻略をし続けなければならないのか、と自問し「攻略を止める」と立ち去ってしまいます。
さてさて今回。
天理の前から立ち去った後、こっそりエルシィに作戦を伝えます。
さりげなく桂馬の居場所(屋上)を天理に伝える
→桂馬がこのように荒れたことにプレッシャーを感じ、天理が心配して追いかけてくる
→香織とのキスをチャラに
このことを告げると
エルシィは「さっきのは演技だったのか」と安堵していますが・・・
桂馬)・・・本気なわけないだろ。
全部・・・攻略でやってるんだ。
だったら、どうしてそんな辛そうな顔を・・・
悲しそうな顔で空を見上げるシーンがもう・・・゚・(ノД`)・゚・。
どう考えても、さっきのが演技なのではなく、エルシィに対する態度こそが「演技」でしょう。
長いことバディーやってるので気づきそうなものですが、むしろ桂馬としてはその身内のエルシィにこそこの本心を隠しておきたいのでしょう。
「なんでセカイを救うためだからってこんなことをしなきゃならないんだ」と宣言していましたが、そう簡単に今の成長した桂馬が投げ出すわけがありません。
ドクロウ室長に託された、いや押し付けられた「セカイを救う」という使命を果たすため、攻略を止めるわけにはいかないんです・・・
若木先生は、ほんとこういう微妙な表情の揺らぎを書くのが上手いなあ・・・
そんな桂馬の前に現れたのは・・・
小さい頃のちひろ&歩美!!
どうやら、歩美とちひろは小さい頃から親友だったようですね。
夏だからか、日焼けしまくってる元気少女歩美はこのころから走るのが大好きだったようですw
順位とかに全く興味なさそうなんですが・・・
歩美が上位に上がってるということは、やっぱ小学校のころから人気者なんでしょう
小さい頃のヒロイン達がもっとみたいですね!
そして桂馬は、攻略によってこの子たちを「将来」傷つけてしまう、ということを思い出す・・・
ここで、桂馬の心がぽっきりと折れてしまったんでしょうね。
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所変わってエルシィ側。こんな時こそ、エルシィが頼りになるはずだったのですが・・・
肝心のエルシィは、
「にーさまの言う通りです。天理さん、にーさまの所に行きますよー。にーさまはすごいなあ。なんでもわかってるんだ。」
うーん・・・エルシィさん・・・
いや、エルシィに落ち度がないことは分かってはいるんですが・・・
そして、屋上に向かう二人ですが・・・桂馬がいない!
天理は屋上から校舎を眺め、去っていく桂馬の姿を確認して追いかけていきます。
これでもなお桂馬を気遣う天理。
天使過ぎる、というかもはや仏レベルですよ・・・
小1にしてもはや悟り開いてるでしょ天理・・・
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桂馬はわかってしまったんです。
これ以上進むということは、二人が傷つかない未来をねじ曲げ、傷つく「本来の」未来を創造することだと。
つまり・・・ちひろを傷つけて二人の仲を壊しかけてしまったそもそものきっかけを作ったのも自分だったと。
いやだよ・・・・・・
もう、先に進むのはイヤだ・・・
次回予告によるとどうやら、現代にも何か動きがあるようですが・・・
果たしてどうなってしまうんでしょう?
6 件のコメント :
今回は胸にくる回でしたね
桂馬が進むのをやめたくなるのもわかります
努力した先に悲しみがあるのをわかってしまうことほど絶望的なことはないですからね…
でもこういう類の悩みは物事を成すことができるだけの能力を持っている人にしか味わえないもの(簡単に言うと優等生の挫折)ですから、その力を持っていない人たちから見ると贅沢な悩みということになるのかなと考えてみたり(´‐ω‐)
優秀な若木先生ご自身も体感したことがありそうな悩みですよね~
それはさておき、ロリちひろとロリ歩美キタアアァァァー!!!( ゚∀゚ )
前回のアニメを見てすばらしい発育をとげさらにまだ成長中の10年後の歩美にハァハァしたばかりですが、ぺったんこのロリ歩美もいいですわ~
幼女らしいむじゃきさやあどけなさとスク水の日焼け跡がもうね…(*´∀`*)フヘヘ
まったく、小学生は最高だぜ!!!
次回の現代の動きも気になりますね
今回に関しては泣いた。
しかも、アニメ女神篇7話のあとにこの話だからもう…
現代そして女神たちを救うためには前に進むしかない。しかし、未来では結果として歩美、ちひろを傷つけることになる…
あんなに無邪気に仲良く遊びまわっていた二人の姿を見た後では…
桂馬どうなる…
桂馬は初めリアルの人間の心にまるで関心を持たないゲーム世界の神として君臨していたが、話が進むにつれて徐々に人間らしい面が現れてきていた。特にちひろとの接触後にそれが顕著にみられるのが興味深い。ちひろがリアル女子中のリアル女子だからか。4巻でちひろを攻略した後に初めてリアルと向き合うような姿が見受けられた。女神篇のラストでもちひろに対する懺悔をしていた。そして今回もまた、ちひろとの接触が桂馬の心境に大きな変化を与えた。桂馬は、攻略のためなら人を傷つけても平気、なんて人間ではなかった。そもそも、攻略は女子を救うためにしてきたことだったから。それが今回重くのしかかってきているなぁ。このまま進めば確実にちひろが(歩美も)傷つく未来にたどり着くから進みたくない。
まぁ、戻ることや立ち止まることの方が罪ではあると思うが。
現代に戻ってからどうするか、の方が重要だよ。がんばれ、桂馬!
つまらないこと書いてすみませんでした。
相変わらず若木先生のロリ愛が伝わってくる絵でしたね。
にしてもまたアニメの告知のとこ誤植がありましたね。
”IN SOTRE NOW!!”…っておい!
見てて辛かったです
桂馬の、追い詰められてる感がひしひしと伝わってきました
ディアナに翼が生える前に行ったかとは、
これからの事を、天理がディアナに語ったなのかな。
たとえば・・・
天理「桂馬くんは、今は誰も好きじゃない。
これから先、桂馬くんは過去に行かなくちゃ成らなくなる。そこで、過去の私に会う。その時、過去の私が桂馬くんを立ち直らせ助けることになる。その時が、私の転機。今は何もしなくて大丈夫。」
ディアナ「天理・・・」
天理「ディアナ、私だって女の子よ。△□×・・・」
とかの会話があったかも・・・?(香織ぽ過ぎるか)
やっぱり香織さん後の二階堂のような気が…
キャラが代わりすぎるのは置いといて、年齢とか謎が残ってるキャラとか状況証拠はやたら符合するんですよね。
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